no.9

Boîte à couture en bois アンティークのお針箱

2011.03.31

我が家の玄関にはフランスの蚤の市で見つけた約80年位前のお針箱があります。
使い込まれた木の色といい、握りやすい持ち手や細長い足、そしてヒンジ部分のデザインがとても気に入っていて、かなり傷んではいたものの、自分でネジを交換したり釘を打ち直したりして使っています。
スライドしながら3段に開いていくトレーの中には古いボタンや編み棒が沢山入っていました。きっと前の持ち主は編み物が大好きなマダムだったに違いありません。

外見がシンプルなので開けた時に楽しめるようにと、トレーの底にはモード誌の切り抜きやお気に入りの布地を貼り、ちょっぴりレトロモダンな雰囲気にリメイクしてみました。
使いやすいように仕切りを加えたり小物入れをプラスしたり…時間をかけて少しずつ自分好みの仕立てに変えていく過程は、このお針箱を作った職人さんとなんとなく時空を越えた共同作業をしているように感じられて、とても幸せな気持ちになれます。
古き良き時代からのバトンを引き継ぎ、これからも長く大切に使い続けていくつもりです。

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