no.27

Patchwork パッチワーク

2014.12.30

19世紀後期の作だというアメリカの貴重なキルトトップ。数十年のパッチワーク歴を持つYさんより大切に譲り受けたものです。
正三角形をピラミッドに見立てた〈サウザンド ピラミッド〉というデザインは、シンプルなだけに色合わせが難しいパターン。
一枚一枚の布の色が同じでも柄が全部違う場合があるらしく、布合わせを楽しむ当時の女性達の姿が想像できるようです。

これは主に茶、黄、緑、赤、紺の布で繋ぎ合わされていますが
*ターキーレッド…赤にオレンジが入ったような色味でターキーの耳の色
*ダブルピンク…この年代独特の濃いピンク
*黄色…現在の黄色と違って独特の色味(この黄色で作品の年代が判断可能)
*紺色…19世紀後期の紺色でインディゴブルー(濃紺)
という色味が見られることにより、年代が判るそうです。

ターキーレッドが繋がれている作品は洗うと色落ちするため、このキルトトップもそのままの状態で100年以上経って私達の手元に入ってきているとのこと。
独特な香りをまとう布の裏にはところどころ手縫いのあとがありますが、全体的には細かいミシン糸で繋がれています。
基本的にキルト作品は手縫いから始まっていますので、この頃のものでミシンを使っているのは上流社会のご婦人の手になる作品らしいというのも、なかなか興味深い話です。
アトリエの壁を彩る貴重なキルトトップ。いつか布の一部を利用したリメイク作品をと夢見ています。

C'est un tissu qui a été fabriqué aux Etats-Unis à la fin du XIXème siècle.
On peut y trouver des couleurs très rares aujourd'hui,avec des motifs de “Thousand pyramids".
Un jour, j'aimerais l'utiliser dans une de mes œuvres.

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